2026/10/15
鋼製型枠は、基礎コンクリート打設時の型を鋼板で形成したもので、木製型枠に比べて繰り返し使用でき、精度・耐久性に優れる。基礎組みの手順は次のとおり。
まず墨出しに従い、ベースパネルやコーナー型枠を配置する。型枠同士はピンやクランプで連結し、通りと矩(直角)を確認しながら組み上げる。次にセパレーターとフォームタイで両面を締め付け、コンクリートの側圧に耐えるよう補強する。垂直精度は水平器や下げ振りで確認し、必要に応じてサポートやターンバックルで調整する。
組み上げ後は、型枠内部の清掃と剥離剤の塗布を行い、鉄筋のかぶり厚さを確保するためのスペーサーを設置する。最後に通り・高さ・寸法を検査し、緊結部の緩みがないか確認して完了となる。
作業上の注意点として、鋼製型枠は重量があるため、クレーンや人力での運搬時に挟まれ・落下の危険がある。ヘルメットと安全帯を着用し、揚重は玉掛け資格者が行う。また、締め付け不足はノロ漏れや型枠の膨らみを招くため、トルク管理と打設前の増し締めが重要である。